DID で五感を研ぎ澄ます
DID とは、Dialog In the Dark という実験的なワークショップで、日本では「暗闇の中の対話」とも訳されます。
DID はドイツのハンブルグで始まり、デンマークのコペンハーゲンやオーストリアのウィーンに続き、2006 年から東京でも開催されるようになりました。
| 期間 | 2006 年 8 月 1 日(火)〜 9 月 12 日(火)(月曜休み) |
|---|---|
| 参加者 | 定員 8 名で 1 日 20 回(1 時間半) |
| 料金 | 前売 3500 円/当日 4000 円(小学生は前売 2500 円/当日 3000 円) |
| 会場 | 外苑前・梅窓院祖師堂ホール |
| 主催 | 特定非営利活動法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン TBS ラジオ & コミュニケーションズ |
| 後援 | 厚生労働省 |
| 協賛 | 朝日新聞/新光証券/日産/東芝/TOTO/ドワンゴ/日本通運 |
| 協力 | TOA/グッドデザインカンパニー |
| 商品協力 | カルピス株式会社 |
| 監修 | © Consens Dr.Andreas Heinecke |
| 期間 | 2006 年 6 月 11 日(日)〜7 月 9 日(日)の土日 9 日間 |
|---|---|
| 参加者 | 定員 6 名で 1 日 5 回(1 時間) |
| 会場 | 渋谷・こどもの城 |
| 主催 | 特定非営利活動法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン |
| 共催 | こどもの城(財団法人児童育成協会) |
| 協力 | TBS ラジオ & コミュニケーションズ |
| 監修 | © Consens Dr.Andreas Heinecke |
ワークショップに参加しなくても、緊張感がなくてくつろぎやすい室内に、2 人以上 4, 5 人以下の人が集まれば、以下の手順で DID を体験することができます。
- 室内を片付け、軽食を用意する
- 火事や地震などの非常時に備えて、懐中電灯も用意する
- 照明を消し、雨戸やカーテンを閉め、暗闇を作る
- 参加者が室内に手探りで入り、好きな場所に楽な姿勢で座る
- 自由に会話を楽しむ
- 他の参加者の表情や気持ちか想像しやすい内容だと好ましい
- 軽食を口にして、味覚・嗅覚・触覚・聴覚を総動員して、食べ物や飲み物を推測して、話合う
- 暗闇の室内で 1 時間以上を過ごす
- 明かりを点け、会話内容と実際の同じ点や違う点について、意見を交換する
人間は五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)のうち、視覚から 8 割以上の情報を得ているとも言われます。
DID では視覚を遮断した状態である時間を過ごすので、他の感覚を鋭敏にする訓練法として注目されています。
上級者の DID では広い部屋を使って、暗闇で歩いたり踊ったりすることもあります。
都会では、夜に外出しても不夜城のように明るいことが多くありますが、旅先で月や星の薄明かりの中で DID を行っても似たような効果が得られるでしょう。
昔の人々が星を見て星座を作り、その物語を生んだのも DID と呼べるかもしれません。
DID と似たものに海外の「ブラインド・レストラン」や日本の「暗闇ごはん」があり、東京・浅草の緑泉寺で月 1 回程度開催されています(会費 3000 円)。
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