夢遊病と金縛り

夢遊病と金縛り

睡眠には、「レム REM (Rapid Eye Movement) 睡眠」と呼ばれる浅い眠りと「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い眠りがあり、夢はレム睡眠のときによく見ます。

この場合の「浅い眠り」「深い眠り」とは脳の活動状態を表わしていて、体の活動状態は逆になります。

レム睡眠とノンレム睡眠
  レム睡眠 ノンレム睡眠
脳の眠り 浅い 深い
体の眠り 深い 浅い
よく見る あまり見ない

レム睡眠では脳は活発に動いていますが体はほとんど動かず、ノンレム睡眠では脳の活動は単調になりますが体は寝返りを打ったりします。

つまり、睡眠中は脳が働くと体は休み、体が働くと脳は休むのです。

子供の頃はレム睡眠とノンレム睡眠の周期がはっきりせず、レム睡眠でも体が活動して夢を見ながら寝言を言ったり手足を動かしたりしますが、大人になるにつれて減っていきます。

夢遊病はノンレム睡眠のときに起こり、脳は寝ていても体が目覚めているために寝たまま歩き回ることができます。

逆に、金縛りはレム睡眠のときに遭い、脳が目覚めていても体が寝ているために身動きが取れなくなります。

金縛りは、専門用語では「睡眠麻痺」と呼ばれる一種の睡眠障害ですが、誰にでも起こり得ます。