脳とレム睡眠・ノンレム睡眠
ネズミを眠らせないでおくと 2 〜 3 週間で死んでしまいますが、その理由は分かっていません。
100 年ほど前、日本とフランスの研究者が別々に、長時間眠らせていない犬 A の脳脊髄液を犬 B の脊髄に注射したところ、犬 B はたちまち寝てしまい、誘眠物質の存在が予想されました。
1982 年に大阪バイオサイエンス研究所の早石 修理事長らが発見したプロスタグランジン D2 など、睡眠ホルモンは 30 種以上報告されています。
寝ているときの状態には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠では眼球が急速に動いていることから、Rapid Eye Movement の頭文字を取って REM 睡眠と名付けられました。
| レム睡眠 | ノンレム睡眠 | |
|---|---|---|
| 眠り | 浅い | 深い |
| 夢 | よく見る | あまり見ない |
| 夢の内容 | 具体的 | 一般的 |
| 活発な脳 | 右脳 | 左脳 |
| 体温 | 下がる | 上がる |
| 脳波 | δ 波 | θ 波 |
上表のうち「活発な脳」を調べるには、レム睡眠やノンレム睡眠に入ったことを脳波で確認してから 1 〜 2 分後に被験者を起こして、以下を行います。
- 左脳テスト
- 数を反復したり、言葉を次々に産したりする
- 右脳テスト
- 図形の形を再認したり、空間的な位置を確認したりする
レム睡眠の睡眠時間に対する割合は、年齢により以下のようになります。
| 新生児 | 50 % |
|---|---|
| 幼児期 | 30 〜 40 % |
| 成人期 | 20 % |
| 老人期 | 15 % 以下 |
入眠直後はノンレム睡眠となり、その後はレム睡眠とノンレム睡眠を約 1 時間半周期で繰返します(睡眠時間が 7 時間半の場合、レム睡眠とノンレム睡眠を 5 回ずつ)。
ところで、アメリカの科学誌「サイエンス」(1979) によると、左脳の働きを測定する言語検査と右脳の働きを測定する非言語検査を 15 分毎に行い、どちらの成績が良いかを調べた結果、被験者が使っている脳は平均して 1 時間半毎に交代したそうです。
人間の集中力が持続するのは 1 時間半程度と言われ、大学の授業や映画の上映時間もそのくらいです。
従って、「以下は全て 1 時間半程度となるので、何らかの関係がある」とも言われていますが、その関連性ははっきりしていません。
- レム睡眠とノンレム睡眠の周期
- 右脳と左脳の交代周期
- 集中力の持続時間
- 脳と記憶力
- 脳
- 脳の強化食品
- 知能指数 IQ と心の知能指数 EQ
- 脳とセラピー
- 左脳と右脳
- 右脳のトレーニング
- 脳と指組み・腕組み(うさうさ脳)
- 脳と睡眠
- 脳と記憶力
- 脳と語学力
- 右脳と速読
- フォトリーディング
