記憶力のトレーニング

記憶力のトレーニング

日常生活でできる簡単な記憶力のトレーニングとして、以下があります。

  • 閃きをメモする
    • 日常生活で閃いたことや思い付いたことをメモしていくと、手や指先を動かすことが脳の神経組織を密にして、深く記憶することができる
  • メモにイメージを書込む
    • メモ・単語帳・名刺の脇にイメージを書込むと、左脳の言語と右脳の感性を組合せることになり、深く記憶することができる

記憶術 a mnemonic system の mnemonic という英単語は「記憶の」という意味で、ギリシア神話の記憶の女神であるムネモシュネ Mnemosyne に由来します。

昔の詩人たちは物語を暗唱するとき、間違えないようにムネモシュネの名を読んだそうです。

記憶術を初めて実用化したのは、ローマの哲学者・政治家のキケロと言われています。

キケロは会場の壁や窓や柱に演説の内容を結び付け、原稿を持たずに数時間の講演を行いました。

この方法は、ローマン・ルーム法 the Roman room mnemonic と呼ばれます。

また、ユダヤ人や江戸時代の日本人には、それぞれ独特の記憶力のトレーニングがありました。

  • ユダヤ人の記憶力のトレーニング
    • ユダヤ人は、子どものうちに旧約聖書とタルムード(ユダヤ教の習慣律)を暗記することを推奨している
      • 5 歳で旧約聖書
      • 10 歳でタルムードのミシュナ(本文)
      • 15 歳でタルムードのゲマラ(注釈)
  • 江戸時代の記憶力のトレーニング
    • 江戸時代の寺子屋では、子供に四書五経を意味も分からないまま暗唱させていた
      四書五経
      1. 大学
      2. 中庸
      3. 論語
      4. 孟子
      1. 易経
      2. 書経
      3. 詩経
      4. 礼経
      5. 春秋