記憶の原理

記憶の原理

記憶には、3 つの段階があります。

  1. 記銘
    • 文字を読んだり音声を聞いたりして入力された情報を脳内に記録すること
    • レジストレーション Registration とも呼ばれる
  2. 保持
    • 記銘された情報を脳内に保存すること
    • リテンション Retention とも呼ばれる
  3. 想起
    • 記銘・保持された情報を必要なときに、脳内から出力すること
    • リコール Recall とも呼ばれる

また、記憶は時間により、短期記憶と長期記憶に分けられます。

  • 短期記憶
    • 数秒から数分までの記憶
  • 長期記憶
    • 短期記憶よりも長い期間の記憶

電話番号を例に挙げると、短期記憶と長期記憶はそれぞれ以下のようになります。

  • 電話番号の短期記憶
    • 新聞や雑誌を見ながら架ける電話番号
    • すぐに忘れる
  • 電話番号の長期記憶
    • 自宅や知人や職場などの電話番号
    • 暗記している

自宅の電話番号は転居直後は短期記憶ですが、やがて長期記憶に転化し、記憶が固定化します。

記憶の固定化とは「短期記憶が長期記憶になること」で、以下のように行われます。

  1. 短期記憶が海馬に送られ、一時的に保存される
  2. 海馬は、1 ヶ月ほどの間(期間については諸説あり)に短期記憶を取捨選択する
  3. 長期記憶と判断された情報は、側頭葉などの大脳皮質で保存される

記憶を左脳記憶と右脳記憶に分かることもできます。

  • 左脳記憶
    • 文字や数字による記憶
    • 少量かつ浅くしか記憶できない
  • 右脳記憶
    • イメージによる記憶
    • 大量かつ深く記憶できる