脳の強化食品
人間に必要なエネルギー源は、3 つあります。
- 蛋白質
- 脂質
- 糖質
脳を活発に活動させるためには、これらのエネルギー源はもちろん、ビタミン・ミネラルを始め、色々な食品が必要になります。
食事をするときには、よく噛んで顎を動かすことも重要です。
顎の運動は、脳の体性感覚野を刺激して脳の発育を促します。
更に、繊維芽細胞成長因子 FGF という脳内ホルモン(神経伝達物質)の分泌を誘因したり、表皮成長因子 EGF や神経成長因子 NGF が血液に入ったりします。
脳に届く運動情報は、足と手と顎からが、それぞれ 25, 25, 50 % だそうです。
頭が働かないときに、ガムを噛むだけで効果があることもあります。
ところが、神奈川歯科大学の斎藤 滋教授によると、1 食当たりの咀嚼回数は、以下のように減少しているそうです。
| 時代 | 咀嚼回数 | |
|---|---|---|
| 卑弥呼 | 弥生時代 | 約 3990 回 |
| 徳川 家康 | 江戸時代 | 約 1465 回 |
| 現代人 | 現代 | 約 620 回 |
弥生時代や江戸時代とは食生活も変化していますが、1 口につき少なくとも 20 回、できれば 30 回噛むのが理想です。
なお、脳に蓄えられるブドウ糖は、数時間〜 10 時間分くらいと言われます。
従って、朝食を抜くと前日の夕食から当日の昼食までブドウ糖が摂取されず、脳の活動の低下を招きます。
12 時間絶食させたラットにブドウ糖を注射してから学習させると、注射直後から効果が上がり、約 2 時間後に最も高い結果が得られました。
FGF が注射から 2 時間で平常時の約 1000 倍も分泌され、シナプスを増強していたのです。
脳に栄養を補給するには、朝も必ず食べるようにしましょう。
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