脳のエネルギー源
脳とブドウ糖
脳にとって重要なエネルギー源は、糖質の 1 種であるブドウ糖で、脳は 1 日に 120 g のブドウ糖を消費します。
ブドウ糖は酸素と結合してエネルギーとなり、後には二酸化炭素と水が残ります。
ブドウ糖を含む食べ物には 2 種類あります。
- 炭水化物(米・パン・麺類など)
- 砂糖
炭水化物が不足すると血糖値が下がり、脳の働きが低下します。
脳を活発に活動させるには、炭水化物を充分に摂取することが重要です。
米は炭水化物を含むので脳にはよいのですが、白米に玄米・胚芽米・麦などを混ぜて炊くと、ビタミンも吸収できて、バランスがよくなります。
適量の砂糖は脳の活動を活発にしますが、過度に摂取すると脳の働きを助けるカルシウムを壊したり、糖尿病や肥満の原因になったりします。
脳と蛋白質
脳が活発に働くと、1 時間あたり約 5 g の蛋白質を消費します。
蛋白質が多く含まれる食品を多く摂取しましょう。
蛋白質は、生のものより乾燥食品に多く含まれます(100 g 中 65 〜 70 g)。
- 鰹節
- 煮干し
- するめ
脳と脂質
脳にとって重要な脂質は、次の 2 つです。
- ホスファチジルセリン
- レシチン
ホスファチジルセリンはリン脂質の 1 つで、セリンというアミノ酸とリン酸とグリセロールと脂肪酸が結合したものです。
陽電子放出断層撮影法 PET で、ホスファチジルセリンを摂取した方の脳を測定すると、脳の活性化が確認され、記憶力や集中力が改善されたという報告があり、注目されています。
ホスファチジルセリンは、含量は多くありませんが大豆に含まれています。
レシチンはリン脂質の 1 つで、大豆レシチンと卵黄レシチンがあります。
レシチンには、脳細胞の減少を抑えたり、乳化作用により血管の悪玉コレステロールを除去したりする働きがあります。
レシチンは肝臓で、脳細胞の活動を高めるアセチルコリンという脳内ホルモン(神経伝達物質)に変化します。
豆腐や納豆などの大豆加工食品には、レシチンが豊富に含まれています。
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