脳の構造
脳は、大きく 3 つの部位から構成されます。
- 大脳
- 脳全体の約 80 % の重さを占める
- 前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉から成る
- 右半球を右脳、左半球を左脳と呼ぶ
- 表層を大脳皮質、深層を大脳髄質と呼ぶ
- 大脳旧皮質
- 食欲や性欲に関わる部位
- 下等生物ほど大きく高等生物ほど小さいため、「動物の脳」とも呼ばれる
- 大脳新皮質
- 「よりよく生きる」部位
- 下等生物ほど小さく高等生物ほど大きいため、「人間の脳」とも呼ばれる
- 通常の記憶を司る
- 大脳旧皮質
- 小脳
- 脳全体の約 10 % の重さを占める
- 全身の神経細胞の約半分が小脳に集中しており、身体動作を司る
- 脳幹
- 大脳・小脳と脊髄を結び、「植物の脳」とも呼ばれる
- 内臓の機能や体温調節を司る
- 頭側から、間脳・中脳・橋・延髄に分けられる
- 「間脳には、今までの情報が全て記憶されている」と言われ、右脳を鍛えることにより膨大な記憶を操ることができる
- 視床と視床下部が、重要な役割を果たしている
- 視床
- 五感に関する感覚神経からの情報を大脳新皮質に伝える
- 視床下部
- 名前の通り、視床の下部にある
- 自律神経を制御したり、食欲・性欲・血圧・体温などの機能を維持したり、全身のホルモンを分泌する脳下垂体の働きを調節したりする
- 視床
大脳を横から見ると、前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉に分かれています。
- 前頭葉
- 大脳の前部
- 大脳皮質全体の 30 % 以上を占める
- 人間の脳は、発達した前頭葉が特徴
- 思考・判断・情動・創造性・想像・予想などの高度な頭脳活動を行う
- 運動野があり、手足の連動などの体の運動を司る
- 頭頂葉
- 大脳の上部
- 体性感覚野があり、感覚の局在の識別などを司る
- 後頭葉
- 大脳の後部
- 視覚野があり、視覚を司る
- 側頭葉
- 大脳の横部
- 聴覚野があり、聴覚を司る
4 つの脳葉のうち、上記の運動野・体性感覚野・視覚野・聴覚野以外は、大脳連合野と呼ばれ、次の 5 つに分けられます。
- 前頭連合野(前頭前野)
- 前頭葉の前部にある
- 思考・意欲・情動などの精神活動全般を司る
- 短期記憶を貯蔵する
- 運動連合野
- 前頭葉の後部にある
- 順序や方法が決まった運動(ダンスやラジオ体操など)をするときに、体の動かし方を運動野に伝える
- 頭頂連合野
- 頭頂葉にある
- 触覚と視覚の情報を連合したり、視覚で手足や体の運動を制御したりする
- 後頭連合野(視覚前野)
- 後頭葉にある
- 視覚野で受信した光信号を分析したり統合したりする
- 側頭連合野
- 側頭葉にある
- 聴覚の短期記憶を貯蔵する
- 側頭連合野のウェルニッケ言語野が、言語を理解する
人間の体は、気温が 40 度くらいでも耐えられますが、脳の活動は低下します。
脳は熱に弱い器官なので、風邪や病気で熱が出ると頭がボーっとして、何かを考えたり感じたりする働きが鈍くなるのです。
40 度以上の高熱が続くと脳が損傷を受け、場合によっては回復できなくなります。
ヘレン・ケラーは 2 歳のときに熱病に冒され、一命は取り止めたものの見ることも聞くことも話すこともできなくなってしまいました。
従って、炎天下に屋外で長時間の運動をすることは体温の上昇に繋がり、非常に危険です。
海や川で直射日光を受けながら泳ぐのも、日中ではなく朝や夕方にする方が良いでしょう。
昼間に泳ぐ場合は、水温を 30 度くらいに調整している一般のプールを利用しましょう。
国際水泳連盟では、水温を 26 ± 1 度に定めています。
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