脳のデータ

脳のデータ

人間は本来の脳の 3 % しか使っておらず、これを顕在意識と呼びます。
残りの 97 % は潜在意識と言い、無意識の領域です。

人類の脳の大きさは、以下のように変化してきました。

人類の脳の大きさ
猿人 450 〜 650 cm3
原始人 900 cm3
現代人 1200 〜 1500 cm3

また、チンパンジーと人間の脳を比較すると、以下のようになります(人間の脳の下限は上表で 1200 cm3/下表で 1100 cm3 ですが、文献や測定方法による誤差があるようです)。

チンパンジーと人間の脳の比較
  チンパンジー 人間
脳容積 380 cm3 1100 〜 1500 cm3
前頭前野の表面積 6719 mm2 392.871 mm2
大脳新皮質に占める割合 16.9 % 29.0 %

脳に対する脊髄の割合は以下の通りであり、高等な脊椎動物ほど割合が低下していることが分かります。

脳に対する脊髄の割合
2 %
ゴリラ 6 %
23 %
51 %

大脳皮質に対する前頭葉の割合は以下の通りであり、動物行動の進化と対応しています。

大脳皮質に対する前頭葉の割合
ウサギ 2 %
3 %
7 %
チンパンジー 17 %
30 %

人間の脳の重さは体重の 2.5 % と言われ、年齢や男女による違いは以下の通りです。

体重に対する脳の割合
クジラ 1/1500 〜 1/1000
ライオン 1/550
1/300
1/100
1/40
スズメ 1/34
ネズミ 1/28
人間の脳の重さの年齢差
新生児 400 g(体重の 10 %)
1 歳児 650 g
7, 8 歳児 大人の脳の重さの 90 %
人間の脳の重さの性差
成人男子平均 1300 〜 1450 g
成人女子平均 1150 〜 1300 g

ただし、脳の重さには個人差も大きくあります。

歴史上の人物と脳の重さ
人物名 脳の重さ
クロムウェル(イギリスの政治家 2000 g
ツルゲネフ(ロシアの文学者) 2000 g
ビスマルク(ドイツの政治家 1800 g
桂 太郎(日本の政治家 1600 g
湯川 秀樹(日本の物理学者 1390 g
ブンゼン(ドイツの化学者 1293 g
アナトール(フランスの文学者 1017 g

脳の表面には大脳皮質という 3 mm くらいの皮があり、広げると新聞紙 1 枚の大きさになります。

大脳皮質には 140 億個の脳細胞がありますが、性差や年齢差はありません。

脳細胞は生後 4 ヶ月までに分裂を終え、壊れることはあっても数は変わりませんが、乳児期は左脳と右脳の間の脳梁の連結が不完全であるため、地震予知能力などの本能が現れることがあります。

脳梁は 1 歳くらいから形成され、だんだんと潜在能力は発揮できなくなります。

脳は他の器官の 10 倍もの大量の酸素を必要とするので、満員の室内や電車では酸欠状態に陥り、息苦しく感じます。

脳を活性化させるには、大きく深呼吸することが効果的です。